らくだはお気楽
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091:冬 より

マネキンが秋冬物に衣替えしてバカンスももうすぐ終わる
五十嵐きよみ (NOMA-IGAオペラ日記)  (現在 111.31KV620日記

 ファッション界は季節先取り。
 ウィンドウを見ている主体はサマードレスなど着ているのかもしれない。そんな主体の目には、秋冬物のマネキンはまだまだ暑苦しく映っていることだろう。
 それでも、確実に夏は終わったと、マネキンの衣替えは告げている。
 「バカンスももうすぐ終わる」という響きの中に、往く夏を惜しむ寂しさとともに、あるいはひと夏の恋も終わりを告げるのかもしれない、そんな心情も感じられる。

 ヨーロッパの街並みが目に浮かぶ、そういう佇まいの歌。かっこいいなぁ。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬省略


西中眞二郎 (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
灯の点きしビルを背にして冬枯れの欅の古木泰然とあり

夏実麦太朗 (麦太朗の題詠短歌)
横暴な真冬をやり過ごす為に一二三四五枚着ている

船坂圭之介 (kei's anex room)
風葬の果つる姿や 高周波受診アンテナ冬へ傾く

佐藤紀子 (encantada)
竜宮の冬の窓より見上げれば雲の如くに氷塊が浮く

羽うさぎ (羽うさぎの日記帳)
冬ざれた街にあかりを灯すように赤いコートで背筋をのばす

野州 (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
乗換えの列車待つ間の長ながし冬の旅ならホッターを聴く

ゆき (ひたぶる君を)
冬草の離(か)れゆくそなたに六つの花はかなはかなと舞ひてしやまむ

龍庵 (題詠blog2009 龍庵)
冬の昼、冬の海岸、冬の風、冬のポケット、冬の耳たぶ

ひいらぎ (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
冬に会い冬にさよなら忘れてもいいようなことばかり残して

みなと (海馬)
何だもう冬ぢやないかと秋に云ふシマリスにでもなつたつもりで

酒井景二朗 (F.S.D.)
電飾の裏に囘りてライターを振れども點かぬ寒き冬なり

bubbles-goto (BIBBLy HoUR)
溶液に腐食していく銅版画冬の木立の枝あたりから

ひぐらしひなつ (エデンの廃園)
見送った日々は忘れず 冬を越えてきらめく喉をふるわせる鳥

星川郁乃 (Air Station)
冬に咲く花のあること咲かせたい庭があること 生きていること

久野はすみ (ぺんぺん100%)
冬枯れの庭に山茶花あるようにわが胸に咲くひとりのなまえ

2012/04/17  | trackback(0) | comment(0)


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