らくだはお気楽
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086:水たまり より

にわか雨上がりし道の水たまり 歩みにつれて雲の流れる
西中眞二郎 (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)

 アスファルトの道路ばかりになって水たまりもなかなか出来なくなったが、まぁそこは想像をたくましくして。
 まだまだ明るいうちに雨が上がって、水たまりに空と雲が映る。「歩みにつれて雲の流れる」のは足元に映る景色だ。
 こんな時って辺りがものすごく明るく見えるんだよね。水面が空を映す鏡になっているんだから当然か。雨上がりのあとの青空と雲の混ざった空がとても明るく映る。
 
 イメージがくっきり浮かぶんだから、昔見たはずだよなぁ、と思いつつ、短歌を作る段になると一向に浮かんでこないのが情けない。まぁ、浮かんだとしても、この歌のように衒いなくさらりと歌ってはじめて成功する質のものだから、そう簡単には作れません。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


tafots (1年で1000首をつくる)
夜が明けて水たまりには青空があなたの目には彼女が映る

鳥羽省三 (臆病なビーズ刺繍)
潦(にはたづみ)と言へば何やら儚くて午睡の夢の水たまり越ゆ

新井蜜 (暗黒星雲)
干上がつた水たまり飛び越えてゆく僕らの前に漆黒の空

虫武一俊 (無足場ワンダーランド)
ねっとりと泡のはじけて水たまりの裏から今日が壊れはじめる

音波 (短歌のなぎさ)
秋雨が寂しい夜だ僕たちは二個の波紋が浮く水たまり

村木美月 (うたりずむ)
目の前の小石をよけてその先の水たまり踏むそんな一日

振戸りく (夢のまた夢)
水たまりだなんて油断していたら案外深いかもしれないよ

イノユキエ (十月堂)
異世界へ落ちそうな夜の水たまり踏めば頭上で月がくずれる

宵月冴音 (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
夕立のごとき逢瀬を駆け抜けて涼しき月が浮く水たまり

2012/03/25  | trackback(0) | comment(0)


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