らくだはお気楽
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075:微 より

陽光の 溢れる教室 微笑んだ 君に恋して もうすぐ一年
秋篠 (ときめき捕獲日記:その2。)

 青春やのぅ、というこの歌を一首選に。
 常に分かち書きの人なのかと思ってブログを訪ねたら、そういうわけでもないらしい。
 基本的には分かち書きは好きでないのと、この歌に関しては意味を成さないと思うので、脳内では以下のように変換させて頂きました。

 陽光の溢れる教室 微笑んだ君に恋してもうすぐ一年
 
「陽光の溢れる教室」の時制が微妙だが、一年前も今も、ということなのだろう。これはやっぱり春よねぇ。つまり、新学期、もっといえば新入学、かな。すべてが始まる季節、まぁ新緑の5月頃まで。
 で、「君に恋してもうすぐ一年」ということは、一切発展していないのだ。告白もせずひたすら片思いで、いまも微笑む君を見ているだけ。
 でもねぇ、10代の恋はそこがいい、とも言えるのよ。「恋に恋する」時期でもあるし。
 
 光あふれる教室と、君も主体も笑顔という、この歌の明るいイメージがとても好き。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


伊藤夏人 (やわらかいと納豆2010)
微笑みとともに上から降ってきた「大丈夫」には抗えません

梅田啓子 (今日のうた)
『西行の肺』をつらぬき垂れてゐる微かにひかる白きしをりは

邑井りるる (山茶花街道)
詞書(前置タイプ):たいていは耳の裏側にある
微調整用のつまみのない彼は寝起きの顔のままで働く

揚巻 (揚巻の「題詠blog」)
君のうた採譜している微粒子に装飾された不可聴域まで

原田 町 (カトレア日記)
微かなる風の動きもうれしかり南瓜畑に雑草ぬけば

富田林薫 (カツオくんは永遠の小学生。)
顕微鏡写真のなかに遥かなる銀河宇宙が生まれた模様

生田亜々子 (屏風と靴)
夕暮れに眠るあなたを開いたら微かに響く異国のメロディー

酒井景二朗 (F.S.D.)
顯微鏡は小さい乍らどこかしら「考へる人」めいてたたずむ

じゃこ (むしことば)
微動だにせずに寝ている塊をひっくり返してわしゃわしゃ触る

市川周 (ミルミルを飲みながら)
(家に着くまでが遠足)微生物に分解されるまでがうつせみ

ウクレレ (ポケット短歌。-ウクレレ式短歌blog-)
きみの手がぼくのおでこに当てられて微熱が不治の病にかわる

みぎわ (たづたづし)
男(を)の蕊と女(め)の蕊微妙に食ひ違ふ有体にいへば下手だつたのだ

久野はすみ (ぺんぺん100%)
それはもう微々たることで 虫食いの薔薇の根にさえ豊かなり土は

2012/02/11  | trackback(0) | comment(0)


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