らくだはお気楽
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048:来世 より

来世まで引きずりそうな縁ひとつ後生大事に今生をゆく
村木美月 (うたりずむ)

 えー、それを腐れ縁といいます^^;
 
 「後生大事」のもうひとつの意味が「来世」にも掛かっているように読めるのがおもしろい。
 ただ、微妙に歪な感じがする。今生で切れてしまわないように大事にする、割には、「引きずりそう」という言い方は、あんまり歓迎しない風である。
 
 「縁ひとつ」というのは、この人だけいればいい、という心理だろう。主体は、来世が(あるとして^^;)「後生大事」であって欲しいが、今生で「後生大事に」しているこの縁を果たして「来世まで引きずり」たいのだろうか?
 どうも、今生で終りになっても構わないと思っている節がある。だからこそ、今生では「後生大事に」しているのだろう。 
 ま、今生だけでも「離れようとしても離れられない関係(大辞泉より)」であれば腐れ縁ですから~^^;
 
 来世は、もっとステキな人に出会えるといいね。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


中村あけ海 (庶務課中村が承りました)
来世などあってたまるか万が一あったとしてもOLは嫌    

中村成志 (はいほー通信 短歌編)
ひとつひとつは来世に似たり白めきて湯にほどけゆく鮭のはららご

鮎美 (Basso Continuo)
かはたれの浅き眠りに来世よりさかのぼりくる木琴の音

五十嵐きよみ (NOMA-IGAオペラ日記)
熱っぽい言葉で口説く将来が無理なら来世を誓い合おうと

南葦太 (「謙虚」という字を書けぬほど)
この軸は違う 他生の縁として来世のために触れた袖口

久哲 (久哲の適当緑化計画。)
サクラエビだけ食べながら水底で泡の夢見て来世圏外

今泉洋子 (sironeko)
来世などどうでもよろし秋の空雁のひとつら黒々と行く

村上きわみ (北緯43度)
前世は葡萄、来世は鶺鴒をのぞむ少女と月をみている

越冬こあら (犬の居た部屋)
来世また初めに戻ってやり直す題詠マラソンまで五十年

さくら♪ (さくら草紙 ~第参章~)
泣く人がいないのならば「来世」告げどこでもドアを開けて踏み出す

瀬波麻人 (a swallow under the moonlight)
来世か、まあタニシかなんかでいいですよ。もうじゅうぶんにおもしろかった

睡蓮。 (睡蓮。の隠れ家ブログ)
「大丈夫!」君の言葉は来世でも見て来たような説得力だ

2011/06/25  | trackback(0) | comment(0)


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