らくだはお気楽
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040:すみれ より

スミレ目スミレ科スミレ属すみれ永遠にだましつづけておくれ
久野はすみ (ぺんぺん100%)

 このお題も単純なのに楽じゃなかった。
 だってすみれはすみれだもんねぇ。
 というところを逆手にとったこの歌を一首選に。
 

 スミレ(菫)は、スミレ科スミレ属の植物の総称であるが、狭義には、Viola mandshurica という種の和名である。
(ウィキペディアより)


 まぁ、どの花をすみれというかなんてホントのところ、どうでもいい。(ンな乱暴な^^;
 主体は、すみれと思ってすみれと呼んでいる花が、たとえすみれでなくてもすみれと思わせてくれ、と言っている。「永遠に」。
 これはまぁ分かりやすい比喩であって、やっぱり愛の歌なんだろうなぁ。
 「だましつづけておくれ」と言う境地は、もう恋を過ぎて愛でしょう^^; 嘘だと分かっているから、哀しくも愛しいのだ。(ホントか?
 ……いや、その、この先修羅場が待っていないとは言い切れませんが……(おぃ

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬省略


マトイテイ (ようこそ 纏亭へ)
すみれとは本名ですかと問う僕に謎の微笑み返す新宿

森山あかり (言葉の花かご)
草むらにすみれひっそり咲く自己を主張せずただあるがまま咲く

柚木 良 (舌のうえには答えがでてる)
すみれぐみまでもどらねばなりませんもし勝ち組をめざすのならば

ひぐらしひなつ (エデンの廃園)
すみれとして過ごすにはやや殺伐とした午後であり 恋にはならず

木下奏 (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
すみれいろしている心がぼんやりと夢に溶けては消える春の日

たざわよしなお (世界を翻訳するための試み)
カタカナのかたちでひらくハナミズキひらがなのかたちに咲くすみれ

のびのび (のび短歌)
あのひとのまぶたを飾るすみれ色が今日は青ざめて見える 心配

文 (f_blueな日々 題詠blog)
すみれ菫うすむらさきの儚くておさなのおよびに摘まれたりけり

兎六 (一人暮らしの日記)
すみれ咲く愛されていることなどを演繹的に証明しつつ

酒井景二朗 (F.S.D.)
驛からは東北方へ十分程今もありますみれん横丁

佐原みつる (あるいは歌をうたうのだろう)
本棚に傾いている古い本すみれは青い花だと思う

田中彼方 (簡単短歌「題詠だ」)
活きたままの蟹を 煮え立つ鍋に入れ歌う 「すみれの花咲く頃」を。

斗南まこと (野ウサギのように)
ほの淡くすみれの色に夜は明ける知りたくなかったさみしさがある

A.I (Private Window)
旧暦の手帳に挟むすみれ草 春にやさしい折りぐせはあり

Ni-Cd (反実仮想)
唇はすみれの花でさむいのは人を愛して愛されたせい

冬鳥 (ことのはうた)
鳥低く飛ぶ曇天に制服の子ら別れゆく すみれのころを

千坂麻緒 (薔薇十字蕩尽短歌)
おじさんの指がすみれにふれている小さな声で歌うハレルヤ  

2011/05/13  | trackback(0) | comment(0)


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