らくだはお気楽
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006:水玉 より

水玉と思って寄って来たんなら気づくなよおれの無数の穴に
みなと (海馬)

 どうもすいませ~ん^^; 見なかったことにするから^^;
 「気づくなよ」が可笑しい。「おれ」は自分の無数の穴が恥しいんだろうか。
 「おれ」はナニモノだろう?遠目には水玉に見える穴の開いたなにか。
 最初、なんとなく海鼠のようなものを連想したんだけど、海鼠に穴ってあったかしらん?水玉模様ならいないことはなさそうだが……
 ま、考えてもけったいなものしか思い浮かばないだろう。
 多分喩えなのだ、きっと。
 水玉模様のように見えるのは「おれ」の一見長所にみえる点で、よくよく付き合うと実はろくでもない短所、とか。「おれ」は自覚があるから、出来れば気づかれたくない。
 なんとなくそんな感じ。
 トラックバック順に読んでいるが、この歌の前にある歌への返歌のようになっていて、それもおかしかった。題詠ではそういう詠み方も一つの手かもしれない。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


アンタレス (思い出ずるままに)
噴水の砕けて落ちる水玉に小鳥の群れのにぎわう真夏

眩暈丸 (コギト過剰の歌)
ギャルソンの水玉模様のシャツを売り得た金で買う機械の体

ふみまろ (光る風の記憶)
倉敷の街より海が楽しみで遠回りする水玉ライン

髭彦 (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
不忍の池を覆ひし蓮の葉に水玉光り花と競ひき

ノサカ レイ (のーずのーず)
水玉のてんとう虫が、この恋が、白黒パンダが、夢が、リアルが、

末松さくや (旅人の空(待ち人の雪別館))
そのことに関わる箇所を塗りつぶす 記憶は青い水玉模様

暮夜 宴 (青い蝶)
ゆびさきでひとつ水玉はじくたび林はぬれて淋しいと泣く

酒井景二朗 (F.S.D.)
安つぽいメンコに刷られた水玉の版ずれにさへ未來があつた

萩原健之 (猫とピストル会議室)
静かに降る水玉の様な読点がページを覆う詩人の日記

春待 (三感四音)
水玉のブックカバーで隠してた太宰は今も本棚の奥

冥亭 (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
女(おみな)らは些細な癖も見落とさぬかつて首長の水玉ネクタイ

(月歩 [geppo])
そのことを言い終えないまま春がきてフロントガラスにのこる水玉

やすたけまり (すぎな野原をあるいてゆけば)
虹の先回りをしよう 水玉をころがすくすりガラスにぬって

佐藤羽美 (hinautamemo)
二階から一角獣が下りてきて水玉模様のため息をつく

龍庵 (題詠blog2009 龍庵)
もし雨で暇だったなら水玉を数えて僕と過ごしませんか

田中彼方 (簡単短歌「題詠だ」)
カルピスの水玉模様がひとつだけハート型です。 今日はラッキー。

稚春 (青いキリンの番外編)
水玉のブラウスを着る金曜に隠し切れないその後の予定

蜂田 聞 (蜂田 聞(題詠blog))
旅をするスペースシップの寄港地になる日もあらんこの水玉が

2010/11/28  | trackback(0) | comment(0)


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