らくだはお気楽
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081:露 より

露時雨わけて草生を濡れてゆく「白玉か何ぞ」遠つより降る
夜さり (夕さり夜さり)

しっとりと渋い景色、言葉えらび、更に引用まで、たいへん大人なこの歌を。
 
「白玉か何ぞ」、これは分かる。(え?
岡野玲子女史に言わせれば「マメ男君」(^^;)の在原業平ですね。

露時雨: 露が一面におりて時雨にぬれたようになること。また、草木においた露が、時雨の降りかかるようにこぼれること。(秋の季語)
草生: (くさふ) くさはら      以上 「大辞泉」より


調べないと分からないなんて情けない……とほほ^^;
精進しませう。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


髭彦 (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
<征露>をば<正露>に変へて丸薬を売りつづくるを誰ぞ怪しむ

すずめ (すずめの詩)
あづさあい露に濡れては色まどいやがて真のあいにさだまる

惠無 (なんでもない一日)
雨粒と路の隙間の露草にふと目を留める朝だってある

富田林薫 (カツオくんは永遠の小学生。)
えんがわで玉露をすする気がつけば夏のおわりの茶柱がたつ

ワンコ山田 (歩道を走る自転車のこども)
微熱ある指先で結露温める相合傘は消されてばかり

やすまる (やすまる)
血管をはしる電流ぞうもつを露にされてあおむく真昼

橋都まこと (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
表にも露地にも水を打ち終えて心静かに一客を待つ

黄菜子 (月待ち人の窓辺)
朝露に足裏(あうら)ぬらして戻り来し白猫(はくめう)の目の細きひかりよ

兎六 (一人暮らしの日記)
旅行中干されたままのTシャツは夜露にぬれてそれも乾いて

A.I (Private Window)
朝露を集めて醸す酒のごと手に入れがたき恋ひとつあり

みにごん (MINI'S LIFE blog)
置く露のたまには電話掛けてねと言い出せなくていつもの朝だ

きじとら猫 (きじとら小部屋)
流星の成分お湯に溶け込んだ露天風呂から見上げる夜空

2010/10/21  | trackback(0) | comment(0)


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