らくだはお気楽
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063:浜 より

サンダルの形に灼けた足洗ううっすら秋の来ている浜辺
黄菜子 (月待ち人の窓辺)

 今年の暑さだと、「うっすら」秋が来るのはいつ頃だろう?
 最初海水浴と読み間違えて、8月半ばかなぁなんて思ったが、サンダルの足を洗っているだけで海水浴じゃないから9月でも構わないのよね。きっちり日焼けするし。
 まあ、いちおう8月上旬には立秋なんですが、冗談じゃないっつーくらい暑い。
 
 閑話休題。
 日焼けと秋の気配のセットに砂浜まで付いてきたら、センチメンタルでなくてなんでしょう。
 何かあったんです。
 だけど今のところ、まだはっきり形になっていなくて、気配だけなんです。
 
 夏が終わると……というのはありきたり過ぎ?でもそんな感じ。これは乙女か元乙女(^^;)ならわかってもらえる感覚と思いますが……いかがでしょう。

以下、お気楽選歌
作者(作者ブログ名) 敬称略


(ねこちぐら)
浜降りの神輿勇まし浪飛沫く水際に湯気のまた立ち上る

小早川忠義 (ただよし)
生くるがに捨てたる夢の切れ端の何処の浜に流れつくらむ

市川周 (ミルミルを飲みながら)
砂浜に埋めた二億の金塊も僕らはきっと忘れてしまう

佐原みつる (あるいは歌をうたうのだろう)
帰れなくなったのだろうもう人もまばらな浜に打ち上げられて

桑原憂太郎 (桑原憂太郎の短歌Blog)
浜風に飛ばしてしまひ崩壊の学級通信65号

描町フ三ヲ (水面走行)
平均と比較されつつ行く浜辺私が好きなら言わないせりふ

里坂季夜 (コトノハオウコク)
そしてまた22世紀の砂浜に眠るさだめのものが生まれる

みち。 (幸福アレルギー。)
何を謝ればいいのかわからずに砂浜に書く懺悔の言葉

笹井宏之 (【温帯空虚】)
おそらくはあなたにふれていたのです 浜昼顔の眠りのなかで

遠山那由 (百億粒の灰の鳴る空)
白すぎる壁がまぶしい原発のある晴れた日の午後の浜岡

きじとら猫 (きじとら小部屋)
始発まで後何分と唱えつつ浜松町の夜明けを見てる

平岡ゆめ (le petit cahier)
浜茶屋に焼かれたアサリが口開き隣が誰でもいいような夏

2010/08/04  | trackback(0) | comment(0)


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