らくだはお気楽
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029:国 より

地下鉄の駅にさらさら異国語の短冊揺れる七夕の夜
飛鳥川いるか (しぐなすの短歌感電ノート)

いつもいつもお笑いばかりではありません^^;

今や、この歌にあるような駅はどこと限定出来ないくらい日本各地に外国人がいる。
七夕飾りに外国語の短冊があっても、おかしいと思わない。
でも、「お?」と一瞬目が止まる程度の「ちょっとだけ違うもの」感というか。
作者の日常も含まれる普通の風景を、無理なくあっさり詠っていて、好き。
七夕には付き物の「さらさら」が、この歌では効いていると思う。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


此花壱悟 (此花帖)
直線の国境引いて頒つ地を駱駝横切る月は見てゐる

新井蜜 (暗黒星雲)
東海の不思議の国の片隅で不思議な歌を読んで楽しむ

遠山那由 (百億粒の灰の鳴る空)
「美しい国」を探そう演説が聴こえてこない木漏れ日の奥

富田林薫 (カツオくんは永遠の小学生。)
たくさんの国旗にうもれしょうねんはせかいを統べるゆめをみている

pakari (魔法文明)
その国は近くて遠い場所にあり君がわらうと行けたりもする

天国ななお (お月様は許さない)
国鉄と言い間違えて笑うルミの年齢些少疑惑について

五十嵐きよみ (99本の薔薇の花束)
いれたての紅茶の色をひきたてる中国製のカップの白さ

ぱぴこ (テクテク)
珍しい国の名前のようだった君と暮らしたあのコーポラス

小籠良夜 (《冥の逸脱》)
いづれ滅ぶ冥の国なりいまさらに跡目成さずとも知つた事か

萱野芙蓉 (Willow Pillow)
夏つばめ窓に来たりて遠つ国の子守歌などわれに聞かせよ

大辻隆弘 (大辻隆弘 題詠100首のために)
それをもし帝国と呼びうるのなら豚丼の飯に沈めたるキムチ

近藤かすみ (気まぐれ徒然かすみ草)
本日の返品作業しこしこと『美しい国へ』箱詰めにする

笹井宏之 (【温帯空虚】)
つぎつぎと星の名前を言いあてるたそがれの国境警備隊

みにごん (MINI'S LIFE blog)
朝露のシロツメクサに秘められたコロボックルの国の入り口

2010/03/06  | trackback(0) | comment(0)


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