らくだはお気楽
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013:優 より

散髪の優良店でヒゲをそる 金魚鉢から泡がでている
天昵 聰 (きりはりなりけり)  (現在「きりはりへりをり」)

 このお題は私にとってはハズレだった。
 自分で作るにも悩んだし、鑑賞してみてみんな苦労したというのが分かった。
 そんな中で、一首選は、下句のとっぽさになごんだこの歌。
 散髪の優良店というのもまぁ、苦しい表現ではあるが、まず安心、というイメージ。そこで髭をそってもらう。のんびりリラックス出来る時間だ。で、その店の金魚鉢から泡がでている。
 はじめ、水槽じゃないから酸素供給器具の類じゃないし、金魚がぽこと泡を吐き出したのかなぁ、なんて読んだんだが、よく考えろ。「ヒゲをそる」んである。つまり、髭剃りの泡(シェービングクリームと言っていいんだろうか?)が金魚鉢に入っているということじゃないの?そらけったいな店やがね。
 なんか、時間がものすごくゆっくり流れている店のようで、ほのぼのした。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


此花壱悟 (此花帖)
優秀の優か秀かをあらまほしされどわれ禿憂れう人なり

やましろひでゆき (短歌とか短歌とか短歌とか)
優生学極めた祖父の骨壷の底に光るもののあるとか

夏実麦太朗 (麦太朗の題詠短歌)
嬉しさを悟られぬよう下を向き準優勝の盾を授かる

小籠良夜 (《冥の逸脱》)
みちづれに影も落さぬ不死者にはかくも優しきおぼろなる月

秋ひもの (あの日冷たい葉っぱがひとつ)
公園で遊ぶ幼女がノコノコとついて来そうな優しい笑顔

幸くみこ (わらびもち食べたい)
そういえば誰にも優しくしていない ちかごろ私はのっぺらぼうです

佐原みつる (あるいは歌をうたうのだろう)
優しさを履き違えている夕飯のあとに苺を頬張りながら

五十嵐きよみ (晴れ、ときどきため息まじり)
傾ける熱意はおなじかもしれず意地悪するのも優しくするのも

今泉洋子 (sironeko)
如何ほどの優しきこころに筆持てば描けるものかユトリロの白

2009/09/06  | trackback(0) | comment(0)


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