らくだはお気楽
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065:鳴 より

目覚ましが「朝ぞ、起きよ」と鳴るからに「春ぞ、しばし」と頼みてゐたり
ほにゃらか (♪おみそしるパーティー♪)

 惰眠を貪るのが得意技のお気楽堂としては、春に限らずいつだって「しばし」なのですが、(そして、しばしで済まなくなるのもまたいつものこと^^;)やっぱり「春眠暁を覚えず」。もういくらでも寝ていられる気がするのは私だけ?
 もうすぐ春ですね。(のんきに言ってる場合かっ!)

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略
暮夜 宴 (青い蝶)
調律が微妙にずれているらしく不協和音の鳴り止まぬ春

新井蜜 (暗黒星雲)
雷鳴が近づいて来て去って行く間に失うであろうものたち

中村成志 (はいほー通信 短歌編)
耳骨への共鳴止まず打ち寄せるコルトレーンを引き剥がしてくれ

ドール (花物語)
その果てに人間達はいつの日か鳥の鳴かない春を迎える

五十嵐きよみ (ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない)
ラウンジの床を鳴らして立ち上がる嫉妬するより救わなくては

goldfish (月と金魚鉢)
せせらぎや花と遊んで鳴き方を覚えてきます遠くの森で

笹井宏之 (【些細】)
本当は誰かにきいてほしかった悲鳴をハンカチにつつみこむ

みあ (言の葉たち)
人はなぜ鳴けぬのだろうこんなにも蒼い地球を生きているのに

振戸りく (夢のまた夢)
かっこうの鳴き声だけがこだまするたったひとりの4LDK

今泉洋子 (sironeko)
かはづ鳴く季(とき)が絣の相応ふ時祖母の着物でスカートを縫ふ

里坂季夜 (コトノハオウコク)
身の奥に低く休まず鳴り続くベースのリフは if/もしも/でも

佐原みつる (あるいは歌をうたうのだろう)
パイル地の白いタオルにやわらかく髪を拭かれて鳴りだす身体

空色ぴりか (題詠100首blog/空色ぴりか)
初めからわかっていたと微笑んで海鳴りに背を押されて帰る

まほし (うた・たね)
さよならが遅れて届くカルピスの氷にしんとひびく雷鳴

大辻隆弘 (大辻隆弘 題詠100首のために)
うすももの鳴門ひとひらさみしくて汁のなかより引き出だしたり

2008/01/18  | trackback(0) | comment(0)


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