らくだはお気楽
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061:注射 より

誰ひとり思いつかない最悪の注射針です抜けないんです
わたつみいさな。 (乱切りくじら)

 これはすごい。最悪です。
 点滴している患者が無意識に針を抜いてしまうのは看護師さんには困りものだと思うが、一度射したら抜けない注射針じゃ困るじゃないねぇ。
 具体的すぎる題でお気楽選歌も少なめだったが、やっぱりおもしろ歌を選んでしまった。

以下、お好み選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

西中眞二郎 (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
古き日の予防注射の痛さなど若き看護婦(ナース)に語りておりぬ

ドール (花物語)
注射器にやさしさを入れすきを見て私に打とうというのか君は

花夢 (花夢)
忘れても良いと言われた病院の注射の針のような空気で

野良ゆうき (野良犬的)
手探りで「こんな時代」の静脈に注射をすれば安らかな朝

やな (やなさんの基地)
風の歌など聴くものじゃない左腕を徐々に埋めゆく注射針の痕

笹井宏之 (【些細】)
ひとなつのおもいを接種しおえるときれいにとけていった注射器

小籠良夜 (DARKSIDE OF THE MOON)
研ぎ澄まし尖らせて待つ皮下注射 親指は掌(て)に握っておきな

おとくにすぎな (すぎな野原をあるいてゆけば)
空白の原稿用紙ひとマスは注射のあとにはりつけたまま

幸くみこ (そこそこがんばる)
人気ない浜辺に埋まる注射器の陽射しに溶ける哀しい記憶

内田誠 (その言葉の行方)
うっすらと麻酔の匂いがする人にやさしく煮沸される注射器

田丸まひる (ほおずり練習帳。)
プライドが、ぱきりと折れる注射液ゆれるアンプルみたいに折れる

空色ぴりか (題詠100首blog/空色ぴりか)
採血の注射を待っているうちにみるみる増えていく死者の数

みち。 (虹色アドレナリン。)
「こわれたらなおすんですよ。」そう言った先生の目が注射みたいだ

如月綾 (お気に召すまま)
注射器もクスリもいらない トぶことは案外楽に出来ると知った

わたつみいさな。 (乱切りくじら)
誰ひとり思いつかない最悪の注射針です抜けないんです

大辻隆弘 (大辻隆弘 題詠100首のために)
注射さへがまんをしたらコロコロを買つてあげると言つたぢやないか!

星川郁乃 (Air Station)
ほんとうのことだけ言って 効きのいい注射のあとはいつでも腫れる

2007/12/09  | trackback(0) | comment(0)


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