らくだはお気楽
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074:焼 より

鯛焼きの尻尾まで餡が入ってるようなあなたの思いが重い
ひじり純子 (純情短歌) 

 この歌を読んで、以前句会で俳句の先輩が、たい焼きの餡はしっぽまで入っていてはいけないと言い、どうして?と聞いたことを思い出した。先輩いわく、餡の入っていないしっぽはいわゆる口休めなのだそうだ。貧乏性(ワタシのことです^^;)はあんこたっぷりの方がお得!と思っていたが、あらためて考えてみると、あんぱんもあんこ過剰では美味しくないなぁと、何となく納得した。

 で、この歌。
 「鯛焼きの尻尾まで餡が入っているような」のは、親切でもなんでもなくてありがた迷惑であり、「あなた」にすれば善意もしくは愛なんだろうが、主体には「重い」。
 男女の関係かもしれないが、「重い」という言い方が、女友達のベタベタ感にも思える。

 ただ、こういう喩えを持ち出すということは、嫌悪とか憎悪まではいってない気がする。
 しっぽは餡なし、ぐらいさばけてくれればなぁ、というため息、といったところか。
 ま、下世話に言えば、「あんたひつこい!」っつーことよね。(身も蓋もない^^;

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

キョースケ (みんな教えてもらった)
積みあがる巨石のようなゴミを焼く煙で空が焦げそうになる

ほし (☆)
もんじや焼の土手を築いてゐるところさよならの話はまた後にせよ

周凍 (月とあをさぎ)
空蝉と知りて見る夢なほかなし身を焼きつくす火にこがれつつ

佐野北斗 (銀星亭~Villa Argentee D'Etoile~)
焼き茄子はうつくしき水をたたえつつ火照るからだを横たえてをり

諏訪淑美 (七十路ばばの独り言)
我もまた紫煙となりて上るのか焼き場の煙しばし眺めぬ

コバライチ*キコ (ペーパードリーム)
焼売は冷めても旨いさう言ひて経木の蓋を静かに開ける

五十嵐きよみ (111.31KV620日記)
焼き栗の季節にパリへ行きたいと思いつつまだ果たせずにいる

とおと (Soupe du Louve)
古き写真火に焼べをれば火の中を笑まふ二人のあり 目を逸らす

土乃児 (土乃児のよもやま)
願わくは野で焼き山に撒かれたし墓石戒名一切無用

御糸さち (にくにくし夜をひとりかも寝む-題詠blog用寝袋-)
焼き方を訊かれて「生」と答えたい(※自己責任でお願いします)

柏井なつ (遠くにいても、近くにいるよ。)
ほっといてくれと言うなら焼きますよ甘い薫りのホットケーキを

山本左足 (砂上楼閣)
黙々と焼売を食う黙々と(溜め息をつく)焼売を食う

2015/05/31  | trackback(0) | comment(0)


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