らくだはお気楽
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056:余 より

明け方のソファーで眠るわたくしはいつもどこかが字余りなのだ
久野はすみ (ぺんぺん100%) 

 短歌でいえば「字余り」は収まりが悪いとかリズムが悪い、のだが、さて、「わたくし」となるとどうだろう?
 持て余す、やるせない、中途半端、などあれこれ思い浮かべて、一番近いのは「所在ない」かなと思う。つまりやっぱり収まりが悪いのだ。「明け方のソファー」だから、というなら話は単純だが、自分の家にいて「いつも」となるとかなり気鬱。

 くっきりこうとイメージ出来ないが、「字余り」という比喩はとても印象的だ。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

葵の助 (螺旋浮遊)
余所者の顔をして住むこの街のカードレールの疵を知ってる

@貴 (あったかぶろぐ)
散り敷きて余白めきたる花筏(はないかだ)もう逢へもせぬきみと知りせば

中村成志 (はいほー通信 短歌編)
溝ひとつ柩の中に鎮められ二千余年を経た人の手は

五十嵐きよみ (111.31KV620日記)
ブラインドいっきに下ろす どこにでも余計なことを言う人はいる

円 (つきのこども/あぶく。)
見開きになった絵本の水彩は余白の白が一番きれい

(七十路ばばの独り言)
余剰無い人生だからと切り上げて逝くには早い夢はまだある

海 (垂れ流しstyle)
五行だけしぶしぶ書いた作文の余白がぼくのなつやすみです

たえなかすず (Strawberry Fields Forever)
痛みなどさほどないから夕顔はきみの余白でひそかに枯れる

ゆき (ひたふる君を)
涼やかな余白残して「元気で」と結ばれてゐる晩夏のてがみ

ワンコ山田 (歩道を走る自転車のこども)
残酷な時に挑んで流されて君の余生はちょっと待てない

泳二 (とりあえずのぶろぐ)
ジャニーズのライブ帰りを狙うんだ余熱で惚れるかもしれないぜ

2015/03/29  | trackback(0) | comment(0)


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