らくだはお気楽
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002:飲 より

カルピスをひとくち飲んでかきまわす氷の音が半音あがる
谷口みなま (みなまのブログ) 

 「半音あがる」明るさがすてき。
 カルピスと聞くと無条件で連想する、明るい日差しのCMとグラスに当たる氷の音。
 科学的?(物理的?分からん^^;)な理屈はどーでもよくて。ごくんと飲んでカランとまわしたら音が「半音あがる」、何でもないけどすてきな夏の一コマ。

 この歌は季節を限定していないので、冬だって構わないんだけど、やっぱり氷を入れたカルピスは夏でしょ。
 そして、CMのように、明るい日差しのなかで、汗ばんでいないとね。
 (なんちゅー固定概念^^;

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

シュンイチ (路地裏のショーペンハウアーⅡ)
色あせる背番号1 分けあって飲んだコーラの甘すぎた夏

湯山昌樹 (短歌 富士山麓より)
午後七時ドリンク剤を飲み干して机に戻る若き同僚

遥 (うたのたね)
いそいそとワイン抱えて帰宅して話しはじめる飲みたい理由

文乃 (木の葉に小さな歌を書きたい)
飲み込んだ怒りを強く握りしめ小石に変えて泉に放つ

花夢(花夢)
処方箋通りに飲んだ錠剤がわたしのなかで彗星となる

とおと (Soupe du Louve)
青き実のもつ毒甘しうつとりとまだやはらかき核(さね)飲み下す

山本左足 (砂上楼閣)
飲み干したラムネの瓶は透明でそこだけずっと夏のまんまだ

紫月雲 (resume 1970-2014)
一言を飲み込めばその一言に押しつぶされし我が更年期

牧童 (転がり坂)
飲むほどに雨はモルトの価値をさげ 薄く広げてぼかした墨絵

粉粧楼 (薄明光線)
飲み込んだ言葉の羽化を待つ夜明けビルの間の空は金色

音波 (短歌のなぎさ)
昔飲んだ粉のジュースの底のほうみたいになっているの サミシイ

ワンコ山田 (歩道を走る自転車のこども)
飲みすぎたアルコールなら半日で追い出せるのにどうして君は  

泳二 (とりあえずのぶろぐ)
思慮というよくわからないもののため丸い言葉をひとつ飲みこむ

2014/12/21  | trackback(0) | comment(0)


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