らくだはお気楽
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093:ドア より

ドアーズをはじめて聴いた 曲線を大きな雲がゆく夏だった
莢(歩数) (現在「水のない場所」)
 
 一読、ものすごくゆったりした雰囲気の歌。
 「曲線を大きな雲がゆく」という、分かるような分からないような、でもとても魅力的な形容。

 洋楽には疎く知っている歌手も少ない私は、ドアーズを知らず、聞いたこともなく^^;
 ググってみるとロックグループのようだ。最初に感じたゆったり感と結びつかない気がした。が、それはわたしの読み間違いで、ドアーズの曲と、主体が「ドアーズをはじめて聴いた」こととは無関係なのだ。

 …………。
 感想を書き始めてまた、うろうろ迷い始めた。「だった」という過去形のせいだ。
 何かのきっかけで主体は「ドアーズをはじめて聴いた」。それが「曲線を大きな雲がゆく」と感じたこの夏のできごとだった、ということなのか、そんな夏が過ぎ去って、夏とともに何かが終わって、それで「ドアーズをはじめて聴」く心境になった、のか。

 第一印象を大事にすると、やっぱり、何かが始まってドアーズを聴くことになった、そんな夏は~という風に読みたくなる。
 まぁ……何かっちゃ恋ですが^^;
 後者の読みだと、失恋した秋の歌になっちゃうからなぁ、色が違っちゃう。
 ここはやっぱり、青空と真っ白な雲のイメージで。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

紙屑(よあそび )
開かれたドアは静かに閉じてゆき軋んだ音が二人を別つ

新藤ゆゆ(ゆゆとぴあ。)
地下鉄のドアにもたれて縦軸の移動について考えていた

村木美月(うたりずむ )
ドアノブの冷たさ部屋の静けさに泣き出しそうな夜が始まる

青野ことり(こ と り ご と )
ドアふたつ隔てただけで届かない電波 中継基地が必要

湯山昌樹(短歌 富士山麓より )
自動でないドアの手前で立ち止まりしばし黙考することがあり

畠山拓郎(風のゆくえは)
名にし負わば逢坂山のさねかずら人に知られぬどこでもドアよ

諏訪淑美(七十路ばばの独り言)
ドア叩く音の気配に目覚めたり一人留守居の午睡は浅し

西中眞二郎(しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
髪染めた初音ミク似の女の子回転ドアを開けて入り来る

西村湯呑(あるあるのうた B面)
叩いても蹴っても開かなかったドア 寄り添ってたら少し開いた

2014/07/24  | trackback(0) | comment(0)


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