らくだはお気楽
FC2BlogAdminRss1.0b

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--  


080:修 より

秋の日は身を修むべし栗色のストールを巻く木漏れ日の下
三沢左右(Lazy Room

 なぜ秋の日に身を修めるべきなのか、そしてなぜ栗色のストールを巻くことが身を修めることになるのか、納得がいくわけじゃないんだけど、雰囲気が好き。

 秋の日の木漏れ日の下となれば、上も下もついでに真ん中も黄色~茶色っぽい気がする。ここで言う「身を修むべし」というのは<森/林/山>にとけ込めということで、そのための「栗色のストール」かなぁ。 
 主体は優しい秋の木漏れ日の下で、自我というか俗というか、人間のやなものを一旦ほかして無心になりたかったのかなぁと思った。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

今泉洋子(sironeko)
阿修羅像三つの面の謎思ひ吹いてもゐない木枯らしを聴く

大島幸子(それらすべては架空となりて)
修羅道が映る四角い窓を閉め今日は一日眠っていたい

kei(シプレノート)
キリストの壁画の修復よりもなお長引いている君との修復

コバライチ*キコ(ペーパードリーム )
テラテラと修正テープの白き筋書類に続く我が物顔で

有櫛由之(有櫛水母)
少年は阿修羅のごとき憂ひして蜻蛉の竿にあゆみよりたり

080:修(由子)
遠く近き夏の花火よ孤独というものを修めて父は召されり
夏からはじめた・青い翼はきらい

080:修(莢)
蜘蛛の糸ゆるやかにはる 愚かなる修辞法にも朝のくること
歩数

葵の助(螺旋浮遊)
意味のない間違いに塗る物でしょう紙より白い修正ペンは

美穂(たなごころ)
この世での修行ですよと言うつもり涙の河で揺れる小舟に

みずき(空)
六月の木陰の椅子に捲りたる寺山修司と午後の珈琲

2014/07/01  | trackback(0) | comment(0)


Comment

Comment?





Trackback

URL : http://raquta.blog73.fc2.com/tb.php/1596-f904ff4a

ご案内

・(承前) 選り好み・前置き
作者も読者もコメント大歓迎。
何しろ周回遅れの鑑賞ですので、古いエントリでもご遠慮なく。

カテゴリ
2014 題詠百首 (102)
・2014 一首選一覧 (1)
・2014 題読選り好み (101)
2013 題詠百首 (103)
・2013 一首選一覧 (1)
・2013 題読選り好み (100)
2012 (0)
・2012 一首選一覧 (1)
・2012 題読選り好み (100)
2011 邪道七七 (100)
・2011 一首選一覧 (1)
・2011 題読選り好み (100)
2010 題詠百首 (102)
・ 2010 一首選一覧 (1)
・ 2010 題読選り好み (100)
2009 題詠百首 (102)
・ 2009 一首選一覧 (1)
・ 2009 題読選り好み (100)
2008 題詠百首 (102)
・ 2008 一首選一覧 (1)
・ 2008 題読選り好み (100)
2007 題詠百首 (37)
・ 2007 一首選一覧 (1)
・ 2007 題読選り好み (101)
2006 題詠百首 (102)
・ 2006 一首選一覧 (1)
・ 2006 題読選り好み (101)
楽屋話 (24)
くもの巣 (16)
からだから短歌 (5)
コメント
トラックバック
リンク
プロフィール

お気楽堂

Author:お気楽堂
のんびり行こう

御用の節はご利用ください。
メールフォーム

ご訪問ありがとうございます
以前の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。