らくだはお気楽
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029:逃 より

逃亡の果てにいつしかたどり着く袋小路でまた君に会う
山本左足(砂上楼閣

 それを俗に腐れ縁と言います^^;
 もちろん、逃亡が「君」からのものとは言ってないけど。他の何かからの逃亡で、君からも離れることなるのだ。
 そして行き着く先は「袋小路」。未来がない。そんなところで「また君に会う」。
 疫病神か死神みたい。
 
 ただ、この歌からはどことなく、逃げたくせにどん詰まりで「また君に会」えて嬉しいと思っているみたいに感じられる。
 つまり、やっぱり、腐れ縁です。(おぃ^^;

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略

青山みのり(わざとじゃないもん!)
逃げる陽をいわしの群れが追いかけて眠りはじめる歌集のしおり

鮎美(Continuo)
目覚めても目覚めても今日 受動的逃避の末の姉の白髪

柳原恵津子(柳’s ラボラトリイ)
逃げたっていいんだ足が遅い人だけが気づける鉱脈もある

珠弾(eleven nine)
逃げ込んだ所に弾は飛んでくる・・・そういうふうになってる

鈴木麦太朗(麦畑(題詠blog用))
漆黒の世界に行けば逃げ水に缶コーヒーがゆらめいている

葵の助)(螺旋浮遊)
勝ち逃げのように逝く人これ以上生きにくい世にならないうちに

はぼき(***短歌の六歌亭***)
つかの間の現実逃避言の葉を五と七とにちぎっては投げ

(七十路ばばの独り言)
逃げ口上巧みな男と知りながら三行半を書けない私

佐藤紀子(encantada )
寒さより逃れて来たる指宿の畑に太しそらまめの莢

芳立(芳立五蘊)
冬ごとに稼いでもらふ気でゐたが帰つてこない逃がした鶴は

西中眞二郎(しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
老いゆえに動作の鈍くなりたるか手を打てどまた蚊を逃がしたる

2014/03/21  | trackback(0) | comment(0)


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