らくだはお気楽
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097:尾 より

太き尾をのたりのたりとうち振りて洗濯物のうへにて眠る
鮎美 (Continuo)

 むむ、このブツがなにと語っていないところが肝やね。
 「太き尾」だからって犬や猫じゃないとはいえず、猫なんか「洗濯物のうへにて眠る」の大好きだし。
 あ、長毛種だとふさふさのしっぽだからこの歌の感じになるか。

 「のたりのたり」はトカゲとかワニを連想するのよね。眠る姿がほのぼのしてそうで、想像すると見かけとのギャップにちょっと和む。爬虫類なのに日向の匂いが好きなのか、と突っ込んだりして。

 「太き尾」でぱっと思い浮かんだのは実はユキヒョウなんだけど、動物園にしかいないしねぇ。
 ここはやはり、こんなにいるふさふさのどれかということにしよう。

 しっぽを見ているだけで癒やされそう。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


西中眞二郎 (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
海岸に続く小道の静まりに犬つながれて尾を振りており

流川透明 (秘密基地は雲の中)
尾びれにも海の中では役割があっただろうに食べ残されて

原田 町 (カトレア日記)
行列の最後尾にて延々とフェルメール展の入場を待つ

はぼき (***短歌の六歌亭***)
これ以上追ってくるなと言うように赤い尾灯が遠ざかりゆく

芳立 (芳立五蘊)
下味はよく染みてゐる敷栲に尾頭つきの人魚ひと舟 ※敷栲/しきたへ

青野ことり (こ と り ご と )
まだ見えぬ尻尾は踏めぬ この先にあるかどうかもわからずにゆく

今泉洋子 (sironeko)
神々が帰りきたるやざわざわと尾花がさやぐ霜月朔日

粉粧楼 (薄明光線)
標本は私の尾びれ飾られる博物館は季節の向こう

五十嵐きよみ (111.31KV620日記)
表情は毅然としているつもりでも恥ずかしいほど語尾が震える

山本左足 (砂上楼閣)
あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながしくて眠たい授業

杜崎アオ (箱庭にびいだまを植えました。)
長い尾のながいばかりがかなしくてながめるうちに星、おちている

久哲 (久哲の適当緑化計画。)
果てしない共感ゆえに尾の見える政治屋さんに入れる一票

2013/12/26  | trackback(0) | comment(0)


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