らくだはお気楽
FC2BlogAdminRss1.0b

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--  


039:蹴 より

石蹴りの陣地を描きしはこのあたり高速道路に空塞がれて
原田 町 (カトレア日記)

 日々暮らしている町は変化も自分と同時進行なので見慣れていくが、何年ぶり何十年ぶり、という場所では、頭のなかにあるかつての景色と現在が重ならないくらい変わっている。
 それでも思い出の場所は案外忘れないもので、たしかこの辺、と佇んでみて、まわりの景色の変化に驚く。
 
 「高速道路に空塞がれて」となると、田畑が住宅になったのビルが建ったのというレベルではない違い。
 子供の頃はスコーンと高い空が広がっていたんだろうなぁ。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


紫苑 (紫苑がさね)
吹く風に紅き蹴出しのほの見えて春の川面にさざなみ渡る

ひじり純子 (純情短歌)
悩みなき人生なんてあるものか 小石を蹴って空を見上げる

廣珍堂 (ひろちん。の鬱と妄想の日々BLOG)
新雪を 蹴散らし遊ぶ 子供らへ 始業の予鈴 控えめとなる

芳立 (芳立五蘊)
缶蹴りの声もしづまり夕焼けにとりのこされたつつじ公園

小夜こなた (小夜こなた)
政治屋と悪徳官僚ひっくるめ月光仮面よ蹴散らしたまえ

五十嵐きよみ (111.31KV620日記)
思いきり蹴る必要はないんだというかのゴールがあっさり決まる

只野ハル (Ordinary days)
蹴飛ばせば機嫌直ったポンコツがもう動かない寂しい夜に

さとうはな (貝がらの小舟)
永遠の缶蹴り遊びをする夜に白木蓮はしずかにひらく

南野耕平 (ボクといっしょに走りま専科)
ロッカーを蹴って表に飛び出したあの日の空とおんなじ空だ

黒崎聡美 (ゆびおり短歌)
かさかさのゆりの木の葉を蹴りながらひとりはそんなに淋しくはない

飯田彩乃 (陸を離れる)
夕映えの道の小石を蹴りそこねここからどこへも帰れなくなる

久野はすみ (ぺんぺん100%)
柵をこえ増えに増えたる蝦夷菊をうっかり足蹴にする冬の庭

2013/09/05  | trackback(0) | comment(0)


Comment

Comment?





Trackback

URL : http://raquta.blog73.fc2.com/tb.php/1351-1658cbb6

ご案内

・(承前) 選り好み・前置き
作者も読者もコメント大歓迎。
何しろ周回遅れの鑑賞ですので、古いエントリでもご遠慮なく。

カテゴリ
2014 題詠百首 (102)
・2014 一首選一覧 (1)
・2014 題読選り好み (101)
2013 題詠百首 (103)
・2013 一首選一覧 (1)
・2013 題読選り好み (100)
2012 (0)
・2012 一首選一覧 (1)
・2012 題読選り好み (100)
2011 邪道七七 (100)
・2011 一首選一覧 (1)
・2011 題読選り好み (100)
2010 題詠百首 (102)
・ 2010 一首選一覧 (1)
・ 2010 題読選り好み (100)
2009 題詠百首 (102)
・ 2009 一首選一覧 (1)
・ 2009 題読選り好み (100)
2008 題詠百首 (102)
・ 2008 一首選一覧 (1)
・ 2008 題読選り好み (100)
2007 題詠百首 (37)
・ 2007 一首選一覧 (1)
・ 2007 題読選り好み (101)
2006 題詠百首 (102)
・ 2006 一首選一覧 (1)
・ 2006 題読選り好み (101)
楽屋話 (24)
くもの巣 (16)
からだから短歌 (5)
コメント
トラックバック
リンク
プロフィール

お気楽堂

Author:お気楽堂
のんびり行こう

御用の節はご利用ください。
メールフォーム

ご訪問ありがとうございます
以前の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。