らくだはお気楽
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037:牙 より

この指を噛み切るほどの牙を持つ犬の純情「待て」と言われて
やや (言の葉たち)

 ホントにねぇ。
 「純情」がいいなぁ。主人である主体を見上げて、ペタッと前足揃えて座って、舌も垂らしてハーハー言ってたりして。ご飯の「待て」だともうヨダレだらだらものですよ。
 でも待つ。かわいいよねぇ。
 
 そして飼い主は、犬の牙を忘れない。
 飼い犬のどこかにある野生の血は、ずっと眠っていてもらわないと困るけど、全くなくなったらちょっと……ねぇ。
 まぁ、ゴールデンなんかを見かけると、野生の血なんてもうないやろ、というくらい従順だけど。
 
 でも、本気になれば「指を噛み切る」ことは簡単、そう思っている飼い主は自分の犬を愛して敬うことを忘れない人だと思う。
 主従とはいえ、動物として対等、というか。
 
 なんだけど 「待て」と言われてハーハー、なのよね^^;
 愛しいね。
 

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


ケンイチ (heima)
水無月の葡萄牙(ぽるとぐある)にも雨ふれば君を忘れて市電(とらむ)は揺れり

ゆこ (ハモニカ書庫小屋)
午後八時旅情余してセイウチは沼津の宿で牙磨きおり

畠山拓郎 (風のゆくえは)
矯正のシャワーを浴びて牙抜かれアスペルガーと自らをいう

(七十路ばばの独り言)
牙向ける人も場面も年ごとに少なくなりて後期高齢

小夜こなた (小夜こなた)
牙を剥くDNAは削がれゆきキツネもイヌのごとく尾を振る

穂ノ木芽央 (白紙委任状)
朧月眺むることもなきままに煙管くはへてすすむ猪牙舟

桑原憂太郎 (憂太郎の短歌Blog)
先方の見えつ隠れつする瑕疵を知らぬふりして牙城を落とす

杜崎アオ (箱庭にびいだまを植えました。)
少年のロングトーンよまろやかに牙をもたない完全音符

久哲 (久哲の適当緑化計画。)
命名に何か悲しい事実とかあってもなくっても象牙海岸

高良すな (雨中 砂場あそび)
北風を歯牙にもかけぬ水鳥をダウンに埋れ遠く眺める

ちょろ玉 (ちょろ玉のコトダマラソン)
むき出しの牙をポキポキ折ってゆくそれがわたしのお仕事だから

2013/08/30  | trackback(0) | comment(0)


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