らくだはお気楽
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018:希 より

なごやかに古希の祝いの更けてなおためらい残る抽斗の鍵
もふ (もふ短)

 おおっ、ミステリア~ス!
 古希の祝いなのにまだまだ艶っぽくていいね~。「ためらい残る抽斗の鍵」
 どっちだ? 開ける方か閉めた方か。
 
 その1)亡き夫が残していった鍵。
     死んだら見ていいと言われたが未だに開けられず。
     ……うーん、古希にもなってたら、とっくに開けてそうですなぁ。
     見つけたことを夫が知らないまま他界した場合……やっぱりさっさと開けそうですな……。
 その2)自分の過去の秘密を閉じ込めた鍵。
     処分しなければと思いながら、捨てきれない手紙とか。
     誰かに告白しなければと思いながら果たせない、真実の証拠とか。
 
 あ、色っぽくない話もありうるか。
 その3)遺言書関係。
     ……うーん……夢がなさすぎなので却下。(え
     
 「ためらい」という措辞に鑑みて、やっぱり【その2】方面が似つかわしい。それにしたっていろんなケースが考えられるが^^;
 この歌の「ためらい」は、なんとなく「過去(=若さ)」への未練といった感じがした。うまく言えないが、捨て去るまでには枯れていない、というか……そんな感じ。(主体と、古希の祝いの主賓が別という読みは今回はパス)
 古希ったって、若いってことで^^;

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


平和也 (ぴんふなり)
コーヒーにしては希薄な液体が注ぎ出される夜のファミレス

東 徹也 (詩歌句な日々)
パンドラの匣に残った「希望」には消費期限はないはずだけれど

天国ななお (お月様は許さない)
叶わない希望を口にするときの「もしよければ」は大きな声で

五十嵐きよみ (111.31KV620日記)
かなうのは第三希望 なまぬるい炭酸水で喉をうるおす

村木美月 (うたりずむ)
明日のないふたりの恋に雨が降る最後の希望消し去るように

冥亭 (《冥亭倶楽部》a darkside on the earth)
希望とは如何に生(お)うるや箱庭に建てし我が家の小さき庭に

み (幼稚)
希少(レア)ならぬ鉄の体躯の錆びているなにか居るさみどりに埋もれて

村田馨 (私選 日本の百の名橋)
絶望の底に小さな希望あり一条戻橋へと出向く

鮎美 (Continuo)
いつさいの希望捨てよと予め告ぐる門こそ情の極み

田中ましろ (ましたん)
えんぴつの先に止まっていた午後を希釈してこれからの話を

2013/07/20  | trackback(0) | comment(0)


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