らくだはお気楽
FC2BlogAdminRss1.0b

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--  


008:深 より

nomaiga12008一行の詩を綴りゆけ深々と大地に杭を打ち込むように
五十嵐きよみ (111.31KV620日記)

 「表示が崩れるので」TBしないとのことで、自分にしてはめずらしくブログまで見に行った。
 というのも、通常TB出来ないので云々という時は申し訳ないがすっ飛ばしている。厳密なコンテストとかじゃないので、もう単なる時間の節約である。(全TBをテキストエディタにダウンロードしたものを読んでいるが、リンクまでは取り込んでいないため)
 
 ブログを見てなるほどと思った。
 歌意だけなら横書きでももちろん伝わるし、読んでもらえば言わんとするところは分かるだろう。だが、作者には視覚要素が外せない重要なものだったのだ。 
  
 ウェブページでも縦書表記の工夫はあるが、まだまだ思うようにいかない、というところなので、今回は勝手ながら画像で表示した。(で、その横にこんなふうに文章書いちゃ、意味ないだろう!!)これも単にスペースの省略ということで、ご容赦^^;
 
 なかなかこの歌が言うような気概ある歌は詠めないが、それでも短歌という詩形に出会ってしまったからには、一首でもいいからそんな歌ができればいいなぁと思う次第。
 お気楽堂的には、「大地」とは自分の人生の時間軸かなぁと思う。その歌を詠んだ「とき」へのアンカーを打ち込む、その歌を振り返ると「そのとき」がまざまざ思い出される。そんな感じかなぁ。
 
 この歌では、そんな個人の観点というより、もっと歴史的というか社会的な広がりをも意味している気がする。ペーペーの素人(ワタシのことです^^;)にはちょっとハードルが高い……かな^^;
 ただ、作者としてはたった一行の詩にもそういう力があると訴えたかったのだ、ということだけは、しかと受け取った。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


飯田彩乃 (陸を離れる)
人体の深さとは如何ばかりかとこいびとの瞳(め)に身を乗り出せば

小夜こなた (小夜こなた)
深爪を繰りかえす君の指先を包んでつくる蕾のかたち

古屋賢一 (燦獣イチオン)
深読みじゃないんだ気象予報士が天気図を読むように読むんだ

円 (つきのこども/あぶく。)
地下深く注ぐ電波を受けながらイヤフォーンから青空の歌

(七十路ばばの独り言)
ひっそりと記憶の深みに沈む影つと現れぬ夜明けの夢に

吾妻誠一 (コンクリート畦道)
落ち行けばこの深淵を抜け出すか 天地無用のラベル探す日

磯野カヅオ (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
学帽を目深にかぶる少年のステンカラーに降る春の雪

あみー (正直なたましい)
ぽっかりと心にあいている穴の深いところをくすぐってやる

ひぐらしひなつ (エデンの廃園)
たどたどしくひかりはそそぐ水深き冬を歩いて逢いにゆくとき

新藤ゆゆ (ゆゆとぴあ。)
シナプスの深いところをこじらせて私はいまだ靴が履けない

本田瑞穂 (赤い長靴)
深川といえば下町雨傘にきちんと雨の音がしている

月原真幸 (さかむけのゆびきり。)
傷口が思ったよりも深いのできれいな痕になりますように

守宮やもり (はちぶんめblog)
自意識の井戸をどんどん掘ってゆく 深淵はまだ返事をしない

紗都子 (羽うさぎの日記帳)
梟のからだはんぶん羽なれば森深く飛ぶ軽くとびゆく

2013/06/22  | trackback(0) | comment(0)


Comment

Comment?





Trackback

URL : http://raquta.blog73.fc2.com/tb.php/1319-d3302804

ご案内

・(承前) 選り好み・前置き
作者も読者もコメント大歓迎。
何しろ周回遅れの鑑賞ですので、古いエントリでもご遠慮なく。

カテゴリ
2014 題詠百首 (102)
・2014 一首選一覧 (1)
・2014 題読選り好み (101)
2013 題詠百首 (103)
・2013 一首選一覧 (1)
・2013 題読選り好み (100)
2012 (0)
・2012 一首選一覧 (1)
・2012 題読選り好み (100)
2011 邪道七七 (100)
・2011 一首選一覧 (1)
・2011 題読選り好み (100)
2010 題詠百首 (102)
・ 2010 一首選一覧 (1)
・ 2010 題読選り好み (100)
2009 題詠百首 (102)
・ 2009 一首選一覧 (1)
・ 2009 題読選り好み (100)
2008 題詠百首 (102)
・ 2008 一首選一覧 (1)
・ 2008 題読選り好み (100)
2007 題詠百首 (37)
・ 2007 一首選一覧 (1)
・ 2007 題読選り好み (101)
2006 題詠百首 (102)
・ 2006 一首選一覧 (1)
・ 2006 題読選り好み (101)
楽屋話 (24)
くもの巣 (16)
からだから短歌 (5)
コメント
トラックバック
リンク
プロフィール

お気楽堂

Author:お気楽堂
のんびり行こう

御用の節はご利用ください。
メールフォーム

ご訪問ありがとうございます
以前の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。