らくだはお気楽
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094:裂 より

なにかしら意味も必要もあるのだろう裂けるチーズが裂けることにも
星川郁乃 (Air Station)

 ええ、多分。
 主体は裂けるチーズはあまり好きではないのだろう。私も食べたことがないが、売り出されたのは大分前だから、今も販売されているからには需要があるということだ。
 
 「裂けるチーズ」は喩えかもしれないが、とりあえずは、裂けるチーズを裂きながら、なんでこんなチーズが、とぼんやり考えている、そんなぽわーんとした歌に読んだ。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


夏実麦太朗 (麦太朗の題詠短歌)
コンクリの裂け目を埋めるコンクリの裂け目を埋めるコンクリを練る

天鈿女聖 (うずめの花ビラ)
破裂したフラスコだったもの集め未来をつくる仕事をしよう

久哲 (久哲の適当緑化計画。)
壁にある亀裂に鳩が出入りする 痛いところを突いてきますね

伏木田遊戯 (卓上驟雨)
<詞書:大赤斑を刃元で抉り取った後>
木星は雲の縞目に沿うように刃先で裂け目を入れて剥きます
<後置詞書:土星はレンジで一旦チンしてやるとリングを外しやすくなります>

龍翔 (The Flying Dragon)
引き裂かれ弾けて飛んで転がったボタンの穴が君を見ている

じゃこ (めくるめく)
しゃぼん玉儚く消えているようで実は激しく破裂している

壬生キヨム (ぼくはこんなことが好き。)
昔裂けたところに今更傷薬塗りにくる指 触れるとかゆい

揚巻 (揚巻の「題詠blog」)
ふるさとをわすれてひらく綿の花 国境線に裂傷深し

奈良絵里子 (詠んだこと)
たましいを入れる袋が張り裂けて口からだだ漏れしているところ

雑食 (題未定)
便箋を裂くほど強い筆圧のままで最後の手紙は届く

ひぐらしひなつ (エデンの廃園)
雲裂ける真冬のきわみ死に近きひとの手紙を繰り返し読む

峰月 京 (que sera sera)
にこやかな談笑の裏それぞれに口が裂けても言えない秘密

2013/05/09  | trackback(0) | comment(0)


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