らくだはお気楽
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023:蜂 より

蜂みたくだれかを刺したりしないけどわたしのなかにちゃんとある毒
みち。 (銀塩プロローグ。)

 うーん……いや、これは老婆心だけど。
 「だれかを刺したりしない」のは今だけかもよ。
 
 「わたしのなかにちゃんとある毒」。主体は、毒をもっていることを十分自覚していて、それでもその毒をもって「だれかを刺したりしない」と思っている。でも、いつか、多分、刺したくなる、あるいは思わず刺してしまう時がくるんじゃないかなぁ。
 人間だもの。
 ただ、蜂の毒にもいろいろあるように、主体の中にある毒がどれだけの毒性かはわからない。主体はすごい毒と思っていても、傍から見ればちょっと腫れる程度の毒性かもしれないんだし。
 
 もちろん、刺さずに一生を終えられるなら、それはしあわせだと思う。
 そして、そんな幸せな一生をおくる人のなかにも「ちゃんとある毒」、ということだ。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬称略


畠山拓郎 (風のゆくへは)
中心に女王蜂が居るようにラッシュの群れは街へ向かえり

砺波湊 (トナミミナト2011)
針もって空をゆく蜂 六本の不器用そうな足ぶらさげて

音波 (短歌のなぎさ)
正しさを求めはしないただ蜂が巣を編むように生を営む

理宇 (±雑記蝶)
蜂の巣を壊して歩く 嗚呼此處はもう何もない場所なのですね

じゃこ (めくるめく)
金持ちのおぼっちゃんから君の家蜂の巣みたいと言われた団地

佐藤紀子 (encantada)
穏やかな長女なりしが子を産みて女王蜂のやうな貫禄

飫肥正 (おびただ詩歌)
蜂起とは徒党を組みてなすことを饐えたる飯を前に思ほゆ

新藤ゆゆ (ゆゆとぴあ。)
反省はたぶんしてない ほだされて蜂みつ色の午後にただよう

増田静 (口笛)
ビジネスの勇気がドリンクだったころ戦うだけの蜂だったころ

清次郎 (Conical flask)
一匹の蜂が舞い来て去るまでの郵便局に生まれた絆

小林ちい (ゆれる残像)
知らねえよお前のグロスの色なんて蜂蜜成分配合なんて

飯田和馬 (短歌手控え~題詠blog用)
陽光はあくまで静か。天窓をつらぬくすべを蜂は知らない

2012/10/10  | trackback(0) | comment(0)


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