らくだはお気楽
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022:でたらめ より

でたらめに並んでいると見せかけて神の摂理に適うおばちゃん
飯田和馬 (短歌手控え~題詠blog用)

 なるほど。
 自分の人生にかすりもしないその他大勢のおっさんおばちゃんも、ただの背景じゃなくて生きている。「神の摂理に適う」というのは、そのあとが「おばちゃん」だけに一見皮肉を言っているようだが、実はとてもやさしい。誰もが生きていていいんだよ、と、そう思えるから。

 まぁ、単純に行列しているおばちゃんの並び方の歌で、別に哲学しているわけじゃないんだろうけど、なんとなく、そんな風に読んだ。「神の摂理」の力かも。
 かすりもしないとおもっていたおばちゃんが、神様の気まぐれで、いつ自分の人生に接触してくるか分かんないしね。

 おばちゃんの方でもそう考えていてくれればいいんだけどねぇ。

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬省略


夏実麦太朗 (麦太朗の題詠短歌)
でたらめにつくる私の歌たちに総じて私のにおいあるらし

紫苑 (紫苑がさね)
でたらめに置きしと思ふ色柄の相響きあふカンディンスキー

(まるちゃん2323) ()
双六のさいころ振ればでたらめに間引きする手の神が降る夜

西中眞二郎 (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
「でたらめ」はいかがわしいが「ランダム」と呼べばいささかもっともらしき

(ななつのうみ)
指使いはでたらめでいい  弾きたいと思うひとだけ弾くひとになる

氷吹郎女 (空蝉乃歌屑)
それらしい言い訳よりもでたらめにオデュッセウスの旅を語って

青野ことり (こ と り ご と )
いつかまた会えるだろうか紅い葉に あの日歩いたでたらめの地図

富田林薫 (カツオくんは永遠の小学生。)
でたらめに空の光を追いながらああこれはたぶん僕の星座

花夢 (花夢)
でたらめに溶けたのだろう原子炉のなかの理想みたいなものも

新藤ゆゆ (ゆゆとぴあ。)
さびしくて泣いた記憶も肩越しのまっ赤な月も全部でたらめ

子帆 (ことばのくに)
すらすらとでたらめばかり口をつく いいくにつくろうかまくらばくふ

那緒 (うさぎぱん)
君がため婚姻届に印を押す。でたらめな日の、それがはじまり

久野はすみ (ぺんぺん100%)
放たれることの苦さよでたらめで良いと言われて描けざる空

2012/10/07  | trackback(0) | comment(0)


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