らくだはお気楽
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003:細 より

細胞のひとつひとつが反乱を起こしたことによるつまみ食い
じゃこ (めくるめく)

 ほっほー、何に対する反乱かしらん?
 腕を動かす神経は脳の命令に従うはずが、背いたと。あるいは、脳が主体の意志に反抗したか。
 まぁ、そこは大差なくて、本人はつまみ食いするつもりはなかったと言いたいわけですな。
 ふふ、魔が差したってことよ。
 ま、科学的にはもっと別の説明があって、この歌はまちがっているのかもしれんが、そんなこたぁどうでもいい。この大仰な言い方がおもしろくて好き。
 
 いいんじゃない?つまみ食いくらい。食べたいものをたべればいいのだ。
 きっと、美味しそうだったんでしょう。晩のおかずか、それともデザート・ケーキの類か。この後、止まらなくなった可能性は大いにあり^^;
 

以下、お気楽選歌
作者名(作者ブログ名) 敬省略


紫苑 (紫苑がさね)
浮舟はおもひの侭にさなる吾を咎むるひとの細き眉やま

原田 町 (カトレア日記)
細々と生きるも楽し道の辺の土筆はこべを摘みつつ行けば

南葦太 (「謙虚」という字を書けぬほど)
春を曳く木馬になってみませんか 制服貸与 委細面談

あみー (正直なたましい)
嘘くさいナチュラルキラー細胞が増えてく 愛想笑いが過ぎて

帯一鐘信 ()
神になる予定だったと悟りつつ死んだ細かい文字よ すまない

酒井景二朗 (F.S.D.)
細水(ささらみづ)川藻の緑靡かせて流れさやけき春の野邊かな

天野ねい (三十一文字の毒薬)
細胞が貴方のために新しくなっていることたまに感じる

皐月 (観目見目)
細胞の一つ一つに燃える火を束ねて星を渡る矢となる

梳田碧 (【おんそくあるまじろ】)
リヤカーの轍の底で細々とみみずが生計をたてている

佐田やよい (低速飛行)
細く陽の光はさして図書室の古き書物に挟みこまれる

揚巻 (揚巻の「題詠blog」)
交われば肺魚のふたりつぎの世も細い神話のつづきを語る

兎六 (一人暮らしの日記)
職歴に糸と見紛うばかりなる細き柱を一本立てる

宮田ふゆこ (キサラギウタ)
耐えられる痛みしかまだ知らないし「さけるチーズ」も細かく裂ける

冥亭 (《冥亭倶楽部》a darkside on the earth)
「神々は細部に宿る」さもあらばあれ昨日の霰襲来

橘ちひろ (更級)
朱に染めた紙のこよりに十号の虎の目を透かし見る細密画

櫻井ひなた (ひなごと☆25→26)
細々と暮らしています あなたには風の便りも届かぬ場所で

ひぐらしひなつ (エデンの廃園)
筆ペンの細い方から駄目にするあなたの癖字すこし掠れて

北爪沙苗 (count the steps that you take)
この空にか細く出づる雷ぞあな美しう首都はねむりぬ

遥遥 (たんかのきりかた)
細い糸つながる先を今日思う切れるものかは切れぬものかは

粉粧楼 (薄明光線)
彼の目の深き光に捕らわれてうち震えつつ芽吹く細胞

2012/07/27  | trackback(0) | comment(0)


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