らくだはお気楽
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とりあえず

保守メンテナンス^^;
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2016/04/24  | trackback(0) | comment(0)


100:最後 より

おそらくはこれが最後とわからずに離れるいつかがまた来るでしょう
こはぎ (こはぎうた) 

 そうか、「これが最後」と分かる場合って限定されるんだ。

 失恋歌かもしれず、追悼歌かもしれず。
 そしてどちらにしても多分「また来るでしょう」。
 恋に落ちれば失恋もするだろうし、生きとし生けるものすべてにかならず「いつか」死は訪れる。つまり、生きている限り、いつでも「最後」の覚悟をしておかないといけないとしたら、しんどくて生きてられない。

 花に嵐の喩えもあるさ さよならだけが人生だ


 ということで、開き直って生きるしかない。(おぃ^^;

※ 五首選でご一緒したので失恋方面と承知しておりますが、時間も空いたし、あくまで題読として個人の100首テーマは鑑みない読みをしています。

2015/08/16  | trackback(0) | comment(0)


099:観 より

ゆつくりと夢のつづきを引きずつて地にとまりをり大観覧車
紫苑 (紫苑がさね) 

 結句を読むまでは生き物かと思う詠いぶり。というか、もうちょっとしたらこの観覧車、空を飛びそう、そんな感じがした。

 いつも同じ「ゆつくり」なスピードで、一箱ごとに入れ替わる夢がたくさんあって、客が降りたあともその余韻を「引きずつて」回り続け、自分は何処にも行けず大地に釘付けされている。客の夢が昇華しないと、観覧車は自家中毒を起こしそう。
 
 多分「夢のつづき」は観覧車が空を飛ぶ夢だと思う。

 そういう擬人化目線で見ると、観覧車がストレスで暴走しないとは言えない気がしてきた^^;

2015/08/16  | trackback(0) | comment(0)


098:吉 より

「吉右衛門、ほら鬼平よ!」と囁きし客も華やぐ歌舞伎座の夜
コバライチ*キコ (ペーパードリーム) 

 すいませ~ん^^; 私も吉右衛門といえば鬼平、のクチです。
 そして歌舞伎もろくに見たことないが、「歌舞伎座の夜」の華やぎは想像できる。
 うっかり囁いちゃった件の客も、きっと吉右衛門の芝居に引き込まれたことだろう。

2015/08/16  | trackback(0) | comment(0)


097:陽 より

長き指すらりとスマホをスワイプし陰陽師めくピアスの少年
ゆき (ひたふる君を) 

 なるほどなぁ。
 スワイプって慣れている人がすっとやるとほんとそんな感じかも。
 アニメや漫画で見る陰陽師(たいていイケメン^^;)が、指を立てて呪文を唱えたり、式神を飛ばす時に指に形代を挟んでいるイメージとか。長い指がきれい!って感じ。
 ピアスしてるくらいだからイケメンっぽいし。(え

 この歌の「陰陽師めく」はすごくいい。と思うです。

2015/08/16  | trackback(0) | comment(0)


096:翻 より

取りついた虫に翻意を迫りつつ剥がして連れていく駅務員
秋月あまね (あさまだき)

 あはは、「翻意を迫りつつ」って^^;
 結局「剥がして連れていく」んじゃむりくりじゃん。

 カブトムシ、クワガタ、カナブン、いろいろありますが、足の先のギザギザで網戸なんかに取り付くと剥がしづらい甲虫類だろう。セミだと飛んで逃げるだろうし。

 ほのぼのしました。
 駅員さんの仕事もいろいろだなぁ。

2015/08/16  | trackback(0) | comment(0)


095:運命 より

【運命の人 募集中】 当方はパンをくわえて走っています
深影コトハ (歌う月の横顔) 

 なんだか、借り物競走とパン食い競走が合体したような歌だ^^;
 
 さて、パン食い競走でもおもしろいと思うが、普通の生活を鑑みれば、朝食のトーストを加えて駅へダッシュしている(それもまた十分漫画チック^^;)主体は、現在「【運命の人 募集中】」なのだ。とはいえ、借り物競走じゃないんだから背中に紙貼って走っているわけではないだろう。
 心の中でいつも、どこかで運命の人と出会わないかしらん、と夢見つつ、「パンをくわえて走って」いる。こんな状態でいざ出会ったら恥ずかしいだろうなぁ、なんて思いつつ、走っているのだ。

 はたして、運命の人というのが一人に一人ちゃんと決まっているものなんだろうか?
 主体の「募集中」には、そういう疑問もあると思う。決まってるんなら募集しなくてもかならず会えるもんね。

 またしてもみゆき歌の例えで恐縮ですが――
   ♪運命がひとりずつ小指同士を結んでいるならば はじめから目に見えればいいのに
   (100人目の恋人)
 という一節があるが、これはもちろんアンチテーゼである。初めから目に見えていたら人生つまらないだろう。というか、分からないから恋愛が成立する、そういう意味だと思う。一目惚れなんてのもね。

 この歌も、とりあえず出会ってみたい、そして知らずに出会った人が「運命の人」だったらいいのに、という、言ってみれば夢見る乙女心なんじゃないかな。

2015/08/16  | trackback(0) | comment(0)


094:雇 より 

僕が消えたら雇用の口がひとつ増え       アリナミン飲む
西村湯呑 (あるあるのうた B面) 

 アリナミンの半身が薄くなるCMを思い出した^^;
 確かに自分がいなくなれば「雇用の口がひとつ増え」るわけだ。辞めるでもいなくなるでもなく「消えたら」というのが、ちょっと面白いというか気になった。単純な退職でなく、まるで自殺でもしかねない不穏さというか。

 ところが。下の句の半分を空欄無音としての「アリナミン飲む」。
 「消えたら」には、それこそアリナミンのCMじゃないが、自分の存在感がなくて辞めたとしても誰も気にしないかも、という自虐も含まれているのだろう。そこで「アリナミン」ですよ! 消えてたまるか!!という意地だろう。うん、下の句の空欄は「消えてたまるか!」か「ふざけんじゃねえ!」でどうでしょう?(おぃ^^;

 アリナミン飲んで解決するかどうか責任は持てないが、とにかく前向きなのはいい。応援します。
 (ブラック企業とかだったりしたら気の毒……^^;

2015/08/01  | trackback(0) | comment(0)


093:印 より

選択の誤りばかりとも言えず訂正印で片付かぬもの
ひじり純子 (純情短歌) 

 主体は、「選択の誤り」だとしたら自分に責任があるけど、そうじゃないものは……と思うのだろう。自分の選択ならそれこそ「訂正印で片付」けて新たに出直せるのにと。
 いろいろある。
 一対一の関係から大げさに言えば対国家まで、選択は間違っていないはずなのに何故か状況は間違いまっただ中。それでも選んだ自分の誤りになるんだろうか。

 「訂正印で片付かぬもの」とは、やっぱり片付くものに比べて大事なこと、なんだと思う。訂正するのが大変なことでもあるだろうし。
 主体のこの詠いぶりだと、リセットボタンでもあればいいのに、という心持ちかなぁ…… 
 

2015/08/01  | trackback(0) | comment(0)


092:勝手 より

晴と褻に住まひも別れ玄関と勝手口とのありしふるさと
佐藤紀子 (encantada) 

 女を穢れとしてきた歴史も含むから微妙だけど、「晴と褻に住まひも別れ」と言われると、日本の風習ってスゴイなと思う。
 病人や穢れに当たる者などを隔離する部屋もあっただろうし、おのずと穢れは表玄関からの出入りは許されない。けれど同じ屋根の下ではある、そういう時代の家。しきたりは煩く、序列は絶対で不平等、だけど確かに懐は深かった、そんな気がする。

 21世紀の新築の「玄関と勝手口」とはまったく別物である。
 かといって、そういう時代に戻りたいわけじゃないんだけど、失くした何かは取り戻せない。

2015/08/01  | trackback(0) | comment(0)


091:覧 より

観覧車ならば乗ってもいいというひとと見ているだけの「ドドンパ」
鈴木麦太朗 (麦畑(題詠blog用)) 

 いやーこれ、男女関係なくダメな人はダメですよ^^;
 私も絶叫系はパス。富士急ハイランドが誇る四代コースター(らしい)ですから。怖いに決まっとるがな^^;

 主体は乗りたかったんだろうか。
 第一印象は、主体を女性として読んでしまった。ヘタレな男やね~、「観覧車ならば乗ってもいい」というのは、高所恐怖症ではないぞ、ということなんだろうか。でもまぁ、女性が乗りたいのに男があかんというのは、がっかりなデートですわ。

 あらためて主体が男だとしたら、と読んでみると、男ならヘタレと思うのに女性をヘタレと思わないのは差別かしらん? という点はおいといて、他の女性と比べている気がしてしまう。元カノか何か分からないが、ドドンパ乗ろうねと言っていて乗らず仕舞いになっちゃった誰か、とか。(妄想しすぎ?

 そんなに乗りたかったのか、ドドンパ^^;
 かといってデートでは、彼女ほっぽって一人で乗るのもちょっと、ねぇ……
 いや、主体が女性だと、彼氏ほっぽって一人で乗りに行っちゃったりして^^;

2015/08/01  | trackback(0) | comment(0)


090:布 より

ろくでもない大人になったけどずっと財布の中にあるクローバー
光井第一 (第一「題詠blog」用ブログ) 

 う、クローバーは持っていないが身に覚えある感が……
 こんなはずじゃなかった、という心理かなぁ……夢も希望も持っていたのに、なんで今ここにいる私はこんななんだろう、という。
 主体にかぎらず、誰でもどこかそう思う部分あるのかも。他人から見れば碌でもないどころか立派な成功者と思われる人でも、心のなかには忸怩たるものがあるかもしれず。

 クローバーがなんとも切なくていい。
 大人にはもう不似合いなんだろうなぁ。特に「ろくでもない大人になった」と自覚する大人には。


 <業務放送>やらかしてました^^; 089の歌を090にTBしていた……orz

2015/07/19  | trackback(0) | comment(0)


089:煽 より

担任と副担任が煽ってもしわぶきひとつしない教室
東馬 想 (twelve I want you) (現在 thirteen party )

 なんかおっかない。
 正副担任が二人ながら煽るってなんだろう?下の句から考えると生徒の方は真っ平御免という雰囲気だが……何か意見を言えとか、案を出せとか?……歌えとか?(おぃ^^;

 立候補とか?
 文化祭や運動会方面なら「しわぶきひとつしない」ってことはなかろうから、クラス委員とか生徒会役員とかの自薦他薦?

 状況が不明だが、「しわぶきひとつしない教室」という下の句が、生徒たちと先生の間の深い溝を思わせて、しかも生徒の側がえらく暗くて、ホラー映画のように不気味な印象だった。

2015/07/19  | trackback(0) | comment(2)


088:七 より

蝉の羽歩道にのこる 存分に七年ぶんをないただろうか
谷口みなま (みなまのブログ) 

 時々、抜け殻かと思ったら中身が入ったままのものを見ることがあって、這い出す時を間違えたのかと切なくなる。地上に出たからには「存分に七年ぶんを」生きて欲しいと思う。
 近年では羽が透明の蝉もほとんど見ない。ツクツクは鳴いててもなかなか見つからないし。
 アブラゼミにしても蝉時雨というほど鳴いてない気がする。

 つーか、今年は蝉がほとんど鳴かない!!
 梅雨の前後で涼しすぎたり猛暑だったり大雨だったり、そういう影響かもしれないが、梅雨明けた宣言が出た今も、ほとんど鳴いていない。

 ……だんだん減っていくのかなぁ。

2015/07/19  | trackback(0) | comment(0)


087:故意 より

偶然と故意の境界気づかれず何も始まらない物語
三船真智子 (原稿用紙) 

 ああ、考えてみればこれ、一番悲しいパターンかも。
 「故意」と気づかれて疎ましがられるならまだしも、偶然とも思われず、つまりは、気にも留めていない状態。「何も始まらない物語」と自虐するしかない。
 「偶然」を演出するのは大抵失敗に終わるもので、主体もそこら辺の認識はあるんだろう、でも「故意」さえなかった事にされると泣くに泣けない。

 何も始まらなかったからには、きっぱり諦めた方がいいのかな。あんまり頑張り過ぎるとストーカーになっちゃうからね。
 それが嫌なら偶然を装うなんてことせず、どーんと当たって砕けろ!の精神で^^; 
 もしかしたら砕けないかもしれないじゃん? (お気楽^^;

2015/07/19  | trackback(0) | comment(0)


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